車のボディには鉄粉と呼ばれる触るとザラザラした鉄の微粒子が刺さってしまいます。
ブレーキダストや道路上の鉄片などから付着し、放置すると錆びて塗装面を痛めてしまいます。
どの程度で鉄粉除去はした方がいいかとよく質問されますが、車によって鉄粉のつき方は様々ですのでなんとも答えにくいです。
しかし半年に一回はやった方が良いのでは?と考えております。
鉄粉の落とし方ですが
- 鉄粉を取るためのトラップ粘土やラバーパッドを擦って落とす方法
- 鉄粉除去剤で鉄粉を小さくして抜けやすい状態にして落とす方法
①粘土やラバーパッドを使って落とす方法は、粘土を絡めとるのでほぼ全ての鉄粉を除去することが可能です。
水をかけ優しく擦って使うのですが、それでも傷がついてしまいます。
傷の改善をしないといけないので研磨作業の時など出来るタイミングは限られてきます。
②鉄粉除去剤はボディに刺さった鉄粉を還元作用で抜けやすい状態にし、クロスで撫でるだけで抜けてくれるので傷が付きにくいです。
しかし1度ではあまり除去できず、3回くらい繰り返してやっと8−9割ほどの鉄粉が除去できるイメージです。
鉄粉除去剤もコストがかかりますし、時間もかかるのですが傷がつきにくいので洗車の工程に組み込む事ができるメリットがあります。
鉄粉除去剤で年に2−3回鉄粉除去を行い、研磨のタイミングに粘土を使ってしっかりと鉄粉を取り除くのが現実的かと思います。
鉄粉除去をするとボディがすべすべになって気持ちいいですよ。